「水道水ウォーターサーバーのフィルターって色々あってどれ良いのか分からない!」

と、お悩みのそこのあなた!
実は、 フィルター選びは難しく考えずに2種類の中から選ぶだけで良い事をご存じですか?!

ここでは、複雑に見える水道水ウォーターサーバーをざっくり2つに分けてご紹介。
あとは、どちらかあなたに合った方を選ぶだけでOKです!

なるべく専門的な用語は使わずに分かりやすく説明しますので、
フィルター選びでお悩みの場合はぜひ参考にしてくださいね!

【初めに結論】悩んだらミネラルタイプのフィルターで十分です!

水道水ウォーターサーバーフィルター選びの結論

当サイトではフィルターに対して特別なこだわりがない場合、「ミネラルタイプ」のフィルターをおすすめしています。

その理由は、「純水タイプ」のフィルターはデメリットが多く、一部の例外を除いてミネラルタイプフィルターのほうが多くの方に向いているのではないかと思うからです。

どうしてそう言えるのか。

今から各フィルターのメリットやデメリットを紹介して説明させていただきますね!

そもそも、「ミネラルタイプ」・「純水タイプ」ってなに?

そもそも「ミネラルタイプフィルター」・「純水タイプフィルター」とは?

当サイトでは水道水ウォーターサーバーのフィルターを、ざっくりと「純水タイプ」と「ミネラルタイプ」の2つに分けて紹介しています。

なぜなら、フィルターの種類はたくさんありすぎて、違いを見分けるのが難しいからです。

フィルターは種類が多くて選ぶのが難しい

浄水された水の違いは見た目では分かりません。
専門的な検査キットを使わずに誰にでもわかる事と言えば、水の味が違う事くらいです。

そこで、当サイトではだれでも分かりやすい基準として、 浄水を飲んで、味の違いが分かるラインで判定して、「ミネラルタイプ」と「純水タイプ」に分類しました。

2つに分類しました

当サイトでは、この2つのフィルターのメリットデメリットを比較してどちらの方がより多くの方の満足度が高いのかを考えました。

ミネラルタイプの方をより多くの方におすすめするべきだという結論になったのは、このページの初めでご案内した通りです。

その理由と、それぞれのフィルターの特徴を次の項でご説明しますのでぜひご覧ください。

「ミネラルタイプ」フィルターのメリット・デメリット

ミネラルタイプおすすめとデメリット

◆ミネラルタイプ搭載機種の例

  • PUREST「ライトプラン」
  • ウォータースタンド「ナノラピアシリーズ」
  • ハミングウォーター「Flows」

ミネラルタイプのメリット・お勧めの理由

ミネラルタイプフィルターのメリットは以下の通り。
機能と価格のコストパフォーマンス性に優れています。

ミネラルタイプフィルターのメリット
  • 比較的値段が安い
  • カルキやダイオキシンといった基本的な不純物は取り除ける
  • 水道水に本来含まれるミネラル分が残ったまろやかな味わい

ミネラルタイプのメリット

ろ過された水は、塩素の臭いもなく、飲むとミネラルウォーターのようにまろやかで美味しい水になります。
価格も高性能なフィルターよりも安いのでお財布にも優しいのがメリット。

ミネラルタイプのデメリット

コスパに優れたミネラルタイプですが、このようなデメリットがあるので要注意。

ミネラルタイプのデメリット
  • 非常に小さな不純物はろ過できない

ミネラルタイプのフィルターは、目の粗さが純水タイプよりも大きいので、水道水中の不純物を全て取り除けません。

(カルキやダイオキシンといった、多くの人が気になる不純物は取り除けます。)

ですので例えば、放射性物質やアスベストが気になる方にはおすすめではありません。

ミネラルタイプのデメリット

福島の災害時に話題になった放射性物質ですが、現在では 衛生面を心配しなくても良いという報告が出されています。厚生労働省:水道水中の放射性物質の調査結果について(2021.10.18)

また、アスベストについては戦後に設置された古い水道管で使用されたことがありますが、 現在ではほとんどアスベストを使用しない水道管に変更されています。
そして厚生労働省やWHO(世界保健機関)によっても、飲料水中のアスベストが健康に有害ではないという結論が出ています。(参考サイト:青森県庁HP:石綿(アスベスト)を使用した水道管があると聞いたのですが、水道水は大丈夫ですか?)

つまり、どちらも気にしなくても大丈夫ということになります。
どうしても気になるという方は、より高性能な純水タイプのフィルターを選ぶのが良いでしょう。

ミネラルタイプメリット・デメリットのまとめ
ミネラルタイプのメリット・デメリットを一言でまとめると、浄水性能は必要十分でコストの安いコスパ型のフィルターだという事になります。
 
例えばママチャリのように、自転車レースに出るほどの性能はないけど、買い物や通勤くらいなど普段使いには十分なものがミネラルタイプのフィルターだと言えるでしょう。
 

「純水タイプ」フィルターのメリット・デメリット

◆純水タイプフィルター搭載機種の例

  • ウォータースタンド「プレミアムラピアシリーズ」
  • ピュレスト「ROプラン」
  • OCEAN「ROフィルター」

純水タイプのフィルターは、別名ROフィルター(逆浸透膜)とも言われますが、ここでは分かりやすいように純水タイプの表記で統一します。

純水タイプのメリット

純水タイプフィルターは、水道水に含まれる水(H2O)以外の物質をほぼ全て取り除ける高性能な浄水能力が特長。

ミネラルタイプでは取り除けない、放射性物質やアスベストもこれなら根こそぎ除去できます。

純水タイプのメリット

純水なので料理をするときに食材の味が出やすいと言われています。

このように非常にパワフルなフィルターですが、高性能ならではのデメリットがありますので、次の項で説明いたします。

純水タイプのデメリット

純水タイプのデメリットまとめ
  • 月額がミネラルタイプよりも1,000円くらい高くなる
  • 水をそのまま飲むと美味しくない
  • セルフ補充タイプのサーバーには使えない

純水タイプの代表的なデメリットは、価格と水の味です。
さらに付け加えるなら、純水タイプのフィルターは排水が出るためキッチンの周りにしか設置できず、セルフ補充タイプのウォーターサーバーに使われることがないという事です。

純水タイプのデメリット

価格は色々な業者のプランを見比べてみるとわかると思うのですが、おおむね月額1,000円高くなると思っておいてください。

水の味については、水道水中に本来含まれているミネラル分も根こそぎろ過してしまうので、湯冷ましの水のように無味無臭で美味しくありません。

料理に特別にこだわりたい人、放射性物質がどうしてもまだ気になるという方にはお勧めですが、一般的にはここまでのフィルターの性能は必要ないかもしれないですよね。

例えば、F1のレースカーで通勤するようなものです。
燃費が悪いのを承知で使いたい人だけ使うのが良いでしょう。

純水タイプがおすすめの人

一般的にはミネラルタイプをおすすめするとご説明してきましたが、どんなものにでも例外はつきもの。
高性能な純水タイプでないといけないのはこんな方というのをこちらにまとめてみましたのでご参考にどうぞご覧ください。

価格は気にならない人

前述のとおり、純水タイプのフィルターを搭載したウォーターサーバーは、ミネラルタイプよりも月額で1,000円ほど高くなります。

人気の機種の例をあげると、PUREST「ROプラン」で月額4,378円、ウォータースタンド「プレミアムラピアS3」の場合で月額5,808円。

価格よりも、より完璧な安全性を求める方は純水タイプが向いているでしょう。

水道水の硬度を下げたい人

安価なミネラルタイプのフィルターでは、水道水中に元々入っているミネラル分をカットすることができません。

引越しなどで土地の水が合わないという方は、少し高額になりますが純水タイプのフィルターを搭載したウォーターサーバーをご検討ください。

赤ちゃんのミルクにも??

赤ちゃんの粉ミルクに使いたい場合に、一番安全な水を求めるなら純水タイプの方がおすすめ。

ただし粉ミルクにウォーターサーバーの水を使う場合に注意したいのは、赤ちゃんの栄養不足。

そもそも粉ミルクは、水道水中に含まれているミネラル分を計算して成分を調整しているからです。

純水タイプのフィルターでミネラル=栄養もカットしてしまうと、栄養が偏ってしまう可能性があります。
ご心配の方は、念のため医師に相談のうえで決められてください。